旧遷喬(せんきょう)尋常小学校に行って来ました。

地元のテレビ局で紹介された映像を見た瞬間に、
「撮りたい!」と思いました。
下見をしたところ、やっぱり、素敵〜。
その足で、着ぐるみ撮影のお願いをして、OKをもらいました。
矢絣+袴姿のわこで撮りたくてお願いに行ったのですが、
この日は、りこを連れていたので、そのまま、お試しで
撮影させてもらいました。 お着替え場所も、教室の一室です。
必ずしも使いやすいとは言えない校舎かもしれませんが、
明治時代から使われてきた校舎で学んできた子ども達は、
勉強以外の多くのことに触れてきたのでしょうね。
数年前まで、実際に使われていたそうです。
昔の設定のテレビドラマや漫画で見ることがある、
跳ね上げ式小物入れのある机がありました。
二人がけの机も、今ではほとんど使われませんね。
この足踏みオルガンは、普及品ではなく、当時の超高級品では?
講堂の作りも立派で、天井は独特の形をしています。
明治の終わりに、とんでもないお金をかけて作られたそうで、
教育への熱意が伝わってくると共に、
現在まで利用できるほどのよい仕事をした関係者達の
先見の明を感じますね。
テーブルと椅子は、最近になって置かれたものかもしれませんが
ゆっくりと、いい雰囲気を味わえますね。
3枚目の写真に見えている校舎の基礎部分の換気穴は
アーチ型に作られた珍しいものなのだそうです。
とてもすてきな旧遷喬尋常小学校は、一般公開されています。
地元の人にとっては、ごく自然な存在なのでしょうね。